資源ゴミのゆくえ
紙資源のゆくえ
市民の皆さんが資源回収に出された紙資源は、どのように生まれ変わるのでしょう?
紙資源がリサイクルされる一例をここで紹介します。
資源ゴミの出し方
厚木市紙資源(布類)の出し方
布類は、基本的に衣類としてリユース(再使用)しますので、汚れのひどいものや破れているものなどは「もえるごみ」として出してください。
洗濯し、乾かして、ボタンやファスナーは付けたままで、透明・半透明の袋に入れて出してください。
※ 雨の日には出さないでください。
カーテン・毛布は布類で出せます。
それ以外のものは燃えるごみまたは粗大ごみとして出してください。
紙パック・牛乳パックなど
洗って切り開き、乾かしてひもでしばって出してください。
中にアルミが貼ってあるものは「もえるごみ」として出してください。
缶のリサイクル
廃食油のゆくえ
油も生まれ変わります
厚木市で回収した廃食用油は、資源化センターにある専用のタンクに集められ、その後(株)鈴木油脂に渡り、そこで新たな物に生まれ変わります。
では、この集めた廃食用油は何にリサイクルされるのか?
(株)鈴木油脂ではバイオディーゼル車の燃料として、肥料や飼料として、道路の標示や横断歩道等に用いられる塗料の原料などに、再生をしています。
廃食用油も加工をすると、実に様々な物に生まれ変わることに気付かされます。新聞やボールペン、プリンターのインクとして再生利用をしている自治体もありますし、せっけんや、ロウソクなどにも利用されています。
ただし、このリサイクルには当然のことながら正しい分別の知識が必要になります。まだ回収が開始されてから日も浅く周知が行き届いていない為か、残念ながら大量の非資源物が排出されています。
本来は回収出来ない品目もそのままだと危険だという理由から、現在はほとんどの物を回収していますが、食用油に少しでも異物が混入すると資源としての価値が無くなり、リサイクルが出来なくなってしまいます。そうならない為にも資源化センター職員が細心の注意を払い作業に当たっています。
※厚木市では廃食用油は「植物性の食用油」と定めています。動物性の食用油(ラード等)や鉱物油(エンジンオイル等)は、資源物として回収出来ません。