リサイクルハート 第3号

 

目次

リサイクル調査隊  集めた資源はどうなるの

みんなの力  「資源物と燃えないごみの同時回収」 

資源化センター建設開始

市民の一言欄


「リサイクル品を使いましょう」

 現在、再資源化事業では再生品の品質、性状の向上のため、

技術開発に全力を傾けております。

 廃棄物の再資源化率も高まってきましたが、問題は再生品が

どれだけ使われるかです。

 地球環境を守り、かつごみ減量を進めるうえからも、再生品

を使い、リサイクルシステムがスムーズに稼働し、循環型社会が

構築出来るよう、努力をして行きましょう。

 

リサイクル調査隊  Vol.1  集めた資源はどうなるの?

地区別資源回収もすっかり定着し、回収量も回を重ねるたびに増加傾向にあります。

そこで、前回の「リサイクルハート 2号」でご紹介しました資源化の流れについてもっと

詳しく、品目ごとに追ってみることにしました。第1回目は一番回収量の多い【紙資源】

についてです。あなたの出したダンボールはこうして生まれ変わっていきます。

 資源集積・分別・回収

集積所に集められたダンボール・雑誌・新聞紙・牛乳パックなどの紙資源は

各自治会のリサイクル推進委員を先頭に、応援してくださる皆様の手によって

整理整頓され、地区別に月間1回ないし2回(全地区合計19回/月)資源分別

回収が行われます。投入される車両も延べにすると月間374台、多くの人の

協力によって集まった紙資源は厚木北部地域及び南部地域のエリアごとに決

められた古紙問屋まで運ばれます。

 

      ↓          ↓

南部エリア

(小鮎、森の里、玉川、緑ヶ丘、南毛利、

南毛利南、相川、厚木北、厚木南)

「株式会社 金澤紙業」

厚木市船子41

へ搬入

北部エリア

荻野、睦合北、睦合南、依知北、依知南

株式会社 富澤

厚木市下依知253−3

へ搬入

      ↓          ↓

     再分別作業

搬入された紙資源は、再度種類ごとに内容の確認と分別を行います。紙の種類に

よって再生用途が異なるので、資源として品質を維持するためには必要不可欠な

作業となります。カーボン紙や発泡紙及びビニール等のゴミの混入は再生するうえ

で致命的となり、製紙工場で原料を作ってもそのまま廃棄物となってしまうケースも

あります。

                 

     梱包・出荷

種類ごとに圧縮梱包され、大型トラックで製紙工場まで運ばれます。

                 

私達が出した紙資源のほとんどが静岡県の製紙工場に行っています。

王子製紙、東海パルプ、三興製紙 等

                 

リサイクル商品を使いましょう

紙資源のリサイクルは脱墨・漂白の技術の進歩により、現在では市場に出ている紙製品のうち、古紙をまったく

使用しない製品が少ない位にまでなってきました。

これらの製品には、新聞や雑誌に使用されたりダンボール箱や化粧箱などの梱包材として使用され間接的に

消費者の手に渡るものの他に、下記にあげたリサイクル商品として直接消費者が購入するものとがあります。

代表的なリサイクル商品

コピー用紙・コンピューター用紙・ノート・便箋・封筒・トイレットペーパー・ティッシュペーパー

※最近では大人用紙おむつなども・・・・

これらの商品には、古紙の配合率や使用されている古紙の種類などが品質表示に示されている事が多い

ので、選ぶポイントとして参考にされてはいかがでしょうか。

     ↓

    そしてまた・・・


 

 

みんなの力   依知・金田地区

四月から依知・金田地区と森の里地区をモデルとして資源物ともえないごみの

同時回収が始まりました。紹介させていただきます。

 

依知・金田地区の自治会長、リサイクル推進委員、担当者のみなさんにお話を伺いました。

 今年4月から資源物(紙布類・びん類・缶類)と、もえないごみ(金物類・ガラス類)の同時回収を

進めてきて、良い点、悪い点、問題点、不満の点や要望などを尋ねたところ、次のようなお話がありま

した。

分別状況はどうですか?

ぬいぐるみやペットボトルなどを、置いていってしまう人がいる。

粗大ごみを置いていってしまう人が出てくるようになった。

ビニール袋にびん・缶・もえないごみを一緒に入れて、袋から出さずにそのままコンテナの中に入れて

置いていくのが、目立つようになった。

市民の方が、燃えないごみの分類、分別があまりにも理解できていない。

燃えないごみを以前の回収曜日に出す人がいる。

決められた時間内に出さない人がいる。

リサイクル推進委員の方が分別に慣れているので、分別時間は掛かるが作業的にはあまり問題では

無い。

市民の方もだんだん分かって来ているとは思いますが、これからも更に協力し、分別を徹底して頂き

たい。

資源物・もえないごみの量はどうですか?

資源物の量は増えたが、もえないごみはまだよくつかめていない。

もえないごみは、一回目はすごく量が増えたのですが、二回目からは徐々に落ちついてきた。

コンテナは不足していませんか?

資源物のコンテナは増やしてもらって足りているのですが、もえないごみのコンテナは少し足りないような

気がすると同時に、蛍光灯専用のコンテナを用意して欲しい。

(※現在はもえないごみの回収にはコンテナは使用しておりません)

など、いろいろな意見や感想を戴き大変勉強になりました。

 今回協力して頂いた、金田地区の鈴木嘉雄さん、安斎長昇さん、柳清さん、辻香保里さん、

落合久子さん、倉田里美さん、ありがとうございました。


 

森の里地区

今回、森の里地区の自治会長 守屋武さん、仁藤眞さんのお宅におじゃまして、資源物・もえないごみ

の同時回収についてお話を伺いました。

 

まず、同時回収になって何か変わりましたか?

色々な面で資源という意識が向上した反面、燃えないごみは資源では無いという認識から、

資源の日と燃えないごみの日を一緒にするのはどうかと思うとの意見も出ています。

 

推進委員の方から要望等はありますか?

回収作業をもっと早くして欲しいです。それは、遅くなると通りすがりの人がごみを捨てていって

しまうからです。

 他には、コンテナの内容表示板を無くして、コンテナ自体に色をつけて分別内容が分かるように

して欲しい等の意見が出ています。(現在ではコンテナの内容表示板は廃止され、代わりにコンテナ

自体に文字で内容表示がされています)

 一般の人からは、資源物と燃えないごみの出し方について細かい説明のあるチラシを配布してくれないか

との要望がありました。

 中には、押し入れ等の湿気取りは、「燃えないごみの日」か「燃えるごみの日」のどちらに出して良いか

分からないという質問がありました。

 厚木市に問い合わせたところ、中の水を捨てて「燃えるごみの日」に出して欲しいとの事でした。

 

 私達も、この仕事に従事していく限りもっと勉強しなければと感じさせられました。

 これからも、市民の皆様と気軽に意見の交換の出来る組合として努力していきたいと思います。

 森の里自治会の皆様、御協力ありがとうございました。

 

 以上2地区の方々に資源物と燃えないごみの同時回収について伺いました。開始後まだ日も浅く、

戸惑っている市民の方も多いようですが、資源の回収量は確実に増加しております。

 市民の皆様のご協力により、この制度を定着させていきたいと思っています。


 

地区別資源分別回収

厚木市岡田団地自治会

 厚木南地区の中で一番南部に位置し相川地区と接する厚木岡田団地は、280世帯の

集合住宅で構成されている。

 8月の1世帯あたり資源搬出量は、19.47キログラムと地区内はもとより、厚木市全域

から見ても多い方である。

 そこで、自治会長の後藤正行さんにお話を伺いました。

 ここでは、地区別資源分別回収が開始される以前から、自治会で集団資源回収に参加

しており、資源を分別して出す習慣が住民の皆さんに浸透しており、地区別資源分別回収

の開始にあたってスムースに移行できた事が、良い結果を生んでいるとの事でした。

 ステーション数は7ヶ所で、40世帯に1ヶ所の割合に設置されており、住民の方々が出し

易い環境が整備されている。

 回収日当日は、自治会長を始めリサイクル推進委員の方が、朝6時にコンテナを並べ

プレートを付けて一旦家に帰る。

 7時30分に再びステーションに出て、それまでに出してある資源物を再分類して正しい

コンテナに入れ、その後8時30分まで立ち会い指導にあたるという方法をとっている。

 資源物の量に応じて出る市の奨励金は、リサイクル推進委員の方々への謝礼の他、

自治会の諸活動の資金になっている。

 地区別資源分別回収は、奨励金の問題では無く、市民の義務でありモラルの問題で

あって、外国に比べて日本は遅れているとおっしゃる後藤自治会長、でも奨励金は自治

会の大きな財源であり、これが無いと自治会の運営は難しいとのことでした。

 ステーションに出された資源物は出来るだけ早く回収に来て欲しいというのが後藤さん

の要望。理由は8時30分以後分別をしないで出す人がいること、アルミ缶の盗難が時々

あることです。

 最もなご希望ですが、1日に十数カ所の回収作業にあたる立場からすると、なかなか

ご要望に添えないことが多いです。

 ペットボトルの回収も早く実施して欲しいという後藤会長、このようにリサイクルに対し

理解があり、熱心に携わっておられる自治会の役員さんや、リサイクル推進委員の皆さん

の努力により、地区別分別回収は、着実に定着しております。


資源化センター建設開始

厚木市では、市内上古沢に(仮称)「厚木市資源化センター」の建設を開始した。

主として地区別資源分別回収で市民の皆様の出した資源物(缶・生きびん・カレット・

ペットボトル)を分別処理する施設である。

 資源回収の拡大は、ごみの減量の上からも地球環境を守る観点からも急がれている。

 地区別分別回収は、平成10年3月から全市で開始され、市民の皆様のご協力を得て、着々

と定着しているが、いまだ道半ばの感がある。

 資源化センターには、見学室や工作室も作られ、意識の向上につながる施設も含まれている。

 分別し回収された資源物は、ここで再分別されて精度の高い再生資源原料として有効に活用さ

れる。

施設の概要

所在地    上古沢1013番地

建築面積      約1670u

延べ床面積 約2530u

構造・階数  鉄骨造、3階建

施設内容

   1階 選別施設ほか 

   2階 エントランスホール、展示ホール、事務室ほか

   3階 見学室、会議室、工作室、作業員事務室兼食堂ほか

処理能力   26.6t/日

選別種類 スチール缶、アルミ缶、生きびん、カレット(白・茶・その他)、ペットボトル


 

市民の一言欄

全市地区別資源分別回収実施から1年7ヶ月が経過しました。

そこで、市民の皆さんにご意見を伺ってみました。

地域、家庭、小中学校でごみについて考え方を変え、資源を大切にする教育を徹底

する事が大事。

各資源集積所の分別状況を単刀直入に、良い点、悪い点を批判して下さい。

集積所に大きく見やすい分別案内板を取り付けて下さい。

アルミ缶とスチール缶が見分けにくくなっています。混合回収は出来ませんか?

(現在は磁選機で再分別をしているので、アルミ缶とスチール缶の分別はしなくても

大丈夫です)

燃えないごみの形態が多様な為、コンテナが同一では入りきれない。もっと大きく。

蛍光灯専用のコンテナが必要。

(現在では、燃えないごみの回収はコンテナを使用しておりません。蛍光管は燃えないごみ

に出して下さい。)

資源集積所の数が少ない。

資源物と燃えないごみの同時回収は何ら支障は有りません。

回収日の朝、立ち番をする従事者に負担がかかっています。

資源物と燃えないごみのコンテナをはっきり区別できるように大きさ、色等を変えて欲しい。

もっと家庭で資源回収を徹底する動機づけが必要。例えば提案に対する報償、シールを

ためたら商品がもらえる等。

分別方法等の周知は、自治会組織からの伝達では限度がある。

既に実施済みと思いますが、回収にはペア作業(2人1組)が必要。積み込み作業員もいた

方がいい。

回収開始時刻を9時にして欲しい。

資源を大切に。

資源を搬出するときは、必ず8時30分までに出して欲しい。

資源の分別は市民の義務。

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